プレカットでの構造材が不足が「ウッドショック」と呼ばれ、問題となっています。早くに経済が戻っている中国とアメリカにプレカットの構造材が流れていることが原因のようです。

新築住宅の90%がプレカットなので、現状でも住宅供給に影響が出ていて、新築に手をつけられず、材木屋さんや工務店の売り上げも多大な影響を受けています。

アフターコロナでは、足元を見つめて、家族で過ごす住まいの在り方への見つめ直しが進む、と思っていましたが、住宅産業は相変わらずの大量消費に向かうままのようで、残念な気持ちです。

プレカットでの新築は2~3か月くらいで建つので、ウッドショックでの影響を3か月も受ければ、直撃します。手刻みの新築は4~5ヶ月くらいでしょうか。造作仕事でも大工仕事があるので、改修工事ではもちろん、大量消費の影響は受けにくいものです。

もう新築偏重はやめた方がいいと思うのですが・・・。