読売新聞 5月15日付 記事より抜粋です。

伝統的な今日町家の再生が投資による購入・改修が進んでいます。
投資目的なので、手抜き工事や町家らしさが失われる改装が増えています。観光客が減り、投資家が手を引いたとき、使い捨てられた町家が残る、という懸念があります。

「老いる家 崩れる街」で描かれているように、本来なら改修工事は、工事の進行に伴って入金されてくるシステムになりますが、買い取り再販や投資物件では、新築と同様に一気に入金されるので、経営としては楽なシステムです。

「老いる家 崩れる街」
http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062883979

古民家、町家の改修が新築と同様のシステムに落とし込まれています。

地域の工務店としては、今までのように、じっくりと改修に取り組んでいきたいと思います。