建築業で発注者から直接仕事を請け負うことがある、というのが24.4%しかない、というデータがあります。
これに、新築でのプレカット率94%を掛け合わせると、手刻みの大工仕事を行い、直接消費者から仕事を請け負っている建築業は約1.5%しかいません。
つまり、1000業者にアプローチして15の業者を探さなければならない状況になっています。
もちろん、プレカットしていても、手刻みはできるでしょうし、このままのデータになるかどうかはわかりませんが、探すのが困難な状況は推定できます。
プレカットしか工事したことのない業者が細かなメンテナンスや造作仕事ができるとは思えません。
今、すでに消費者にはどこに依頼していいのかわからない、という状況になっていることがわかります。