読売新聞7月11日付「あすへの考」欄より抜粋です。

経済評論家 加谷珪一の論説ですが、日本経済が復活するための処方箋への問いがあります。
生産性を高めることと薄利多売をやめることだと書かれています。

生産性を高めることのひとつに、人材の流動化を指摘し、消費者のマインドをつかんだ高品質の商品であれば、高くても買う、という指摘があります。

翻って、地域工務店の在り方として考えれば、今までブログで書いてきたように、人材の流動化としては女性大工やDIY女子の労働生産性、高品質は「手刻み」が該当すると思います。

論説は、「輸出立国主義」を脱却し、「コンパクトな消費国家」に変わるべきだと結ばれています。これは、まさに「結」や地域活性化、まちづくりの考えに当たるものだと思います。