読売新聞 6月5日付 夕刊記事より抜粋です。

県版王欄で、徳島県神山町の空き家問題への取り組みが掲載されています。

神山町では、空き家になった場合の活用を目的に、事前に了解してもらう登録制度「お家(うち)長生きプロジェクト」が開始されました。
登録した家には、「お家長生き宣言」と書かれた六角形の札を玄関先に貼ってもらいます。札を貼った家が空き家になると、町が相続人と連絡をとり、許可をとった上で、空き家の借主を探す仕組みになっています。

広報効果はあるとは思いますが、結局は、地域限定の空き家バンクです。

空き家問題は今後、出口探しに収れんしていくと思います。中古住宅の流通が当たり前にならないと(システムではなく、日本人の意識として定着しないと)空き家問題は結果が見えてこないと思います。

地道な取り組みですが、「住教育」が解決に向かわせてくれる、と思います。