筍が竹に完全になる前に、竹の先端を折らなければなりません。筍掘りが終わっても、筍折りの作業が待っています。
竹になる前の状態で、揺らしながら、折るのですが、揺れの振動が先端に伝わって折れる様は、まるで免震構造の揺れを見ているようで・・・、揺れながら、振動を逃しています。

親竹になるように、筍を残していて、結局は筍掘りの作業は初めに藪の清掃に行くのが3月末で、二か月に及びます。隣の藪は筍掘りだけをしていて、親から子へ作業の伝達ができていないために、今、成長した筍が延び放題になっています。放置された藪は3~4年で、荒れてしまいます。
筍掘りにも技術の伝承があります。

免震と技術の伝承・・・、まるで古民家のようです。